ディズニーレジ袋有料化にみるセルフ時代のあり方

Disney

10月から有料に

ここ最近、レジ袋の有料化が進んでいますが、東京ディズニーリゾートでも10月1日から買い物袋を有料化すると発表しました。

海外のディズニーパークで袋が有料販売されていることもあり、国内でもそれに続いたようですが、有料化する袋の20円という価格に対してTwitterでは賛否が分かれているそうです。

かわいいから全然払うタイプなのか高すぎると感じるタイプなのかは結構はっきりとしそうですね。

買い物袋の有料化に伴い、オリジナルエコバッグも販売されます。エコバックを持ち歩く機会が多くなったこの頃。パーク公式のエコバックを日々の買い物時に使いまわしたい人も多いだろう。

 

エコバッグ持参で世界観を崩してしまうのか

買い物袋が有料化されることでパークにmyエコバッグを持参する人が必然的に増え、エコバッグのデザインによっては世界観を壊してしまうのではないか」と懸念する声も頻出している。

パーク内で他のデザインのエコバック類を下げている人がたくさんいたら、世界観を気にする人が最初はいるのではないだろうか。しかしそれはほんの一定数の割合だと思う。

気にしすぎるのも良くないが、難しいところだ。

 

袋有料化はセルフレジの布石

スーパー、コンビニなどでは袋が有料化になってから購入した商品を自分で袋詰めするようになった。
最初は違和感があった人も多いだろうが、今やその光景、その手間も当たり前になってきた。
ユニクロなどはほとんどセルフレジを導入してレジで会計するスタッフをなくした。

パークでもこのような動きは活発するだろう。

購入した商品をゲスト自身がこれからは袋詰めすることが多くなるし、近い将来セルフレジがショップに設置されていくだろう。

 

思い返すと、セルフの動きは今に始まった事ではない。
昔はパークの入場で、朝一チケットの販売口に長蛇の列が並んでいた。やっとの思いでキャストにお金を払いチケットを手に入れるが、また開園を待つ人の行列に並び直していた。

しかし今は、ネットや、公式アプリが利用され、多くの人が遊びにいく前日までにはチケットを購入してくる。販売口も減らされ、キャストではなく券売機が置かれた。

アイスやポップコーンなどのワゴンでは現金しか使えなかったが、ICカード等の決済ができるようになりキャッシュレス化が進んだ

便利なればなるほど、次第にゲストとキャストの触れ合いが減っていき、パーク全体のホスピタリティが下がっていく懸念がある。

 

もちろんそこは天下の東京ディズニーリゾート。数々のアイデアで更なる質の向上を目論んでいるだろう。

 

社会全体が人と接する事を最小限に落としていく中で、ディズニーリゾートは人と人との温かさや、優しいぬくもりを感じられる場所で常にあってほしいと願っている

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