賞与7割カット、ダンサー配置転換を深掘り

Disney

続く厳しい現状

7月、東京ディズニーリゾートは長きに渡った休園期間を脱し、4ヶ月ぶりにパークに笑顔が戻った。

しかしパークの現状はベストとは程遠く、再開から2ヶ月が経とうとしているが、一部のレストランやショップ、アトラクションは今だ休止を余儀なくされている。

来年3月まで予定していた全てのイベントは中止となり、通常のショーやパレードも再開の目処は立っていない。

そんな最中オリエンタルランドは9月14日、社員の冬のボーナスを7割削減する事、そして仕事を失ったダンサーらの配置転換を求める事が決定した。
配置転換を希望しない者は、支援金を用意し退職させる意向だ。

社員のボーナス削減は致し方ないだろう。
最大赤字が248億円にものぼり、会社としてほとんど稼げなかった時期にむしろボーナスが貰えるだけで不幸中の幸いなのではないだろうか。
普通の中小企業なら全額カットだろう。

もっとシビアなのはダンサーの配置転換だ。
配置転換とは、ショーやパレード休止で仕事を失ったダンサーらをパークのレストランやショップ、一般のキャストへと移籍させる大胆な政策の事だ。

憧れの舞台をやっとの想いで掴んだ者にとってはあまりにも非情な現実である。

オリエンタルランド側もダンサーやキャストを一斉に解雇したいはず。この選択が最大限従業員に歩み寄った形なのだろうか。

一般職のキャストになるか、退職し別の世界に飛び出すか、ダンサーは今、運命の岐路に立たされている。

 

微力ながらに伝えたい

個人的に思うのは、退職しても大丈夫だということ。

これまでたくさんの感動を与えてくれダンサー。その才能があるのなら、きっとこれからもどんな形でも、笑顔を作り出せるはずに違いない。

パークのオーディションに受かるほどの者なのだから、その特別な才能は絶対に無駄にはならない。

断言する。必ずこの先元ダンサーとしてSNSなので活躍する者が出てくるだろう。

退職した全ての者がそうなるとは限らないが、全ての者にその可能性があるのも事実。

だからこそ、今こそ個人で発信しよう。

今すぐ発信しよう。

ショーの一部ではなく、自分自身を世界に届けよう。

こんなにSNSが発達した時代だ。
必ずまたたくさんの人を笑顔にできる。

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